身だしなみを完璧にする3つのポイントと演出方法があります。
人の目が集まるのは、「髪・指先・靴」を制して清潔感を演出します。
就職・転職での身だしなみ
髪ですが、寝ぐせがついていたり、肩にフケが落ちていたり、服装でもスーツではなく、カジュアルすぎると、信頼感や誠実さが感じられず、だらしない印象だけが残ります。おやじ臭やタバコ、アルコールなど匂いが強すぎるのも悪印象です。髪型は顔の印象を左右する大事な要素です。
ビジネスで知性を印象に出す場合は、額をオープンにした方がいいです。もしくは、前髪が目にかからないようにしましょう。
指先も重要。名刺を相手に渡す、お茶を飲む、物を指し示すなど、常に動きがあるので目立ちます。行動範囲が広いので、常に見られるポイント。清潔感と健康的にみられる必要があります。
爪の裏側は特に気をつけましょう。ほこりやアカがたまらないようにこまめに洗いましょう。ささくれなど荒れやすい人はハンドクリームでケアが大事です。
人は、足元を見るという言葉があるようにホテルマンは、靴で客の身分を判断するそうです。欧米でも服装の半分を靴に投資するそうです。常に見られていることを意識して、いいものを選択して買うようにしましょう。
汚れてはいないことは大事でかかとの減りなどもチェック。革靴の場合は、毎日履かず、何足かでローテーションして履くことでいい靴が長持ちします。
整った髪型、スーツ、手入れの行き届いた指先、綺麗な靴が重要。ボサボサの個性的な髪型、髪色、ダサいラフな格好、爪が伸びて汚れている指先、汚れているボロボロの靴だと印象も全然違います。
ビジネスの基本は対面
何でもかんでもLINEや電話、メール1本は危険行為です。スマホの利用者が増えたりした影響もありますが、メールはあくまでも「手抜きのツール」。ビジネスの基本は対面ということを忘れないでください。
最近、聞いた話ですと、オフィスで困った話で、隣の席の人から、「コピーをとっておいて」とメールが来てびっくりしたそうです。口で言えばいいと思うのですが。批判もメールで送る人がいるそうです。
メールやLINEは相手の都合に合わせて、読んでもらえる気軽さや、双方に同じ文面が残る便利さがありますが、体温がなく、機械的なツールです。口で伝える手間が省ける分、無味乾燥で感情が伝わりにくいです。
ビジネスの基本は「対面」。メールはその代わりの手段で「本来は、お目にかかってお話すべきところ、手間を省いて申し訳ありません」という気持ちはどこかに必要です。ビジネス文章をペーパーレス化するのとは訳が違う。
最低限の会話は、メールすべきではないです。メールは送っただけで連絡完了ではありません。自分がメールだけに通信を頼っていると忘れがちですが、相手が見ていないこともあります。
早めに連絡が欲しい場合、「メールをしましたが、念のためにご連絡しました」と電話で確かめることが大事です。
メールやLINEと違い声なら、トーンで喜怒哀楽が伝わりますが、文面では、誤解が生まれやすいです。
「どういう意味でしょうか」という同じ文言を、理解力がなくてすみませんという言葉を頭をかきながら伝えられると、メールで送られるのとでは、印象が大きく違います。
しかし、ビジネスで顔文字はダメです。メールでは、自分の感情より体温が何度も下がって読まれると思って、丁寧に柔らかく伝わるように心がけましょう。